2006年から2007年にかけて薬害C型肝炎の訴訟問題が大きな問題になったのは、皆さんの記憶に深く根付いているでしょう。
しかし、この問題をも超えるような薬害事件が、近い将来に起こると考えられます。
それは、アトピーの治療に使用されている、ステロイド剤による副作用の問題です。
1990年代には、一部ニュース番組でも問題として取り上げられていましたが、
1999年に日本皮膚科学会がガイドラインを発表してからは副作用に関する問題はテレビ、雑誌を通じて皆無となりました。
それどころか「ステロイド剤は上手に使えば、副作用は現れない」など、ステロイド剤の使用を促す陳腐で無責任な番組ばかりが放送されるようになったのです。
2000年から2003年にかけてこのような番組が放送されることが多かったのは、皆さんもご存知の事だと思います。
国と製薬会社が団結するように自分達の犯している非は認めずに、ステロイド剤を止める患者、
ステロイド剤の使用を反対する医師や病院を悪者と決め付けるような素振りも見られました。
最近では、ネットを通じてこの問題が大きくなり始め、テレビでもアトピーそのものを取り上げる番組がほとんどなくなりました(2008年3月現在)。
アトピーに対する現代の医学の過ちが、公にされる日が近づいているような気もします。
全国にアトピーの患者はどれくらいいるのでしょうか。
今でもその患者のほとんどが、ステロイド治療を信じて行なっていることでしょう。
ステロイド治療から離れていく患者も多くなっていると聞きますが、初めてアトピーを発症した患者の場合、ステロイド治療を行なう患者の方が圧倒的に多いでしょう。
被害者の人数だけで見るならば、薬害C型肝炎の比ではありません。
今でも相当な数の副作用の被害者が全国にいる上に、これからも増え続けていくことでしょう。
このように国や製薬会社も事実と実態を知っておきながら、これらの治療方針を変えることなく続けることは、
日本の医学の歴史においても大きな汚点を残し、患者の信頼を失う結果になってしまいます。
自らの非を素直に認め、副作用で苦しむ患者の今後をサポートする責任を取ってもらいたいものであります。
その為にも一刻も早く、ステロイド治療に歯止めを掛けなければいけない時期にきているのです。
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