アトピーで悩む人のほとんどは、痒みによる症状ばかりではありません。
顔や首、腕に現れた炎症によって赤みを帯びた皮膚に、周りの目を執拗に気にし過ぎる傾向があるのです。
なにせ、私自身がそうでしたから、気にする気持ちはすごく分かります。
周りから「顔が赤いけど、どうしたんだ?」「大丈夫か?」などいろいろ言われ、ジロジロと見られてしまっては、やはり本人は相当気にしてしまうものです。
周りの人は肌がきれいなのに、自分ばかり顔や腕が真っ赤ですから、気にしないようにする事自体に無理があるものです。
あまり関係の無い人からジロジロと見られてしまうのは仕方ないにしろ、親密な関係を持つ友達からいろいろと言われ、ジロジロ見られてしまったのでは、
患者本人も気が休まるどころではなく、参ってしまうでしょう。
このような事があると、患者本人が親しい友達でさえ心を閉ざしてしまう事になりますし、いずれは関係を絶ってしまう事もあるのです。
もし、アトピーで悩む友達がいたのなら、その事で本人にあまり触れないようにしてあげて下さい。
その時その時のアトピーの状態により、友達にもあまり会いたくないような悪い状態の時もあります。
そのような悪い状態の時に、プライベートでも会えない事が続くと、友達側も疑う事があるでしょう。
けれど、患者本人としては、友達そのものが嫌で会いたくないのではありません。
私自身もそうでしたが、自分のアトピーの状態が悪い時は、あまり友達にも見せたくないし、あまり外にも出かけたくないものなのです。
しかし、急に関係が断たれるような事になると、さすがに親しい友達も疑いをかけてしまう事になるでしょう。
その為にも、ここはやはり親しい友達だけでもいいから事情を話し、分かってもらう事が大切になります。
本当に思いやりのある良い友達なら、きっと分かってくれる事でしょう。
何を言われるのか、どのように思われるのかといった不安は捨て、本当の友達だけでも正直に事情を話し、向き合う必要があるのではないでしょうか。
また、友達側としても、これについて理解してあげられるか、しばらく会えないような事が続いても、友達としていられるのかで、
本当の友達としての真価が問われるのかもしれません。
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