アトピー発症の原因の一般の説として、アレルギー説、乾燥肌説がありますが、どちらも根本的な原因の説ではないと考えられます。
なぜならば昔の日本人の生活を探っていけば、そうでない事が分かるからです。
まずアレルギー説ですが、一般に言われているダニ、ほこりなどのハウスダストが挙げられます。
ハウスダストは現代だけあるものではなく、昔からあるものです。
戦前、戦後間もない頃の日本人は、現代のように行き過ぎた清潔嗜好ではなかったでしょう。
その時代を知らない私のような世代でも、その世代を生きてきた人の話を聞けば、よく分かる事です。
現代のような便利な掃除器具もない時代でしたから、ほこりだらけの家に住んでいたと言う人も多くいる事でしょう。
それにも関わらず、昔はアレルギー疾患を発症する人は、ごく僅かでしかなかったのです。
ですから、今のようにアレルギー疾患の原因と言って問題視されることは、あまり無かったのでしょう。
まず、ここに大きな矛盾点がある事が分かると思います。
戦後からよく食べられるようになった食物に卵、牛乳がありますが、これが原因と言うのにも少し問題があります。
もし、これらが原因と言うのであれば、これらを多く摂取している国では、アレルギーの問題が昔からある事になるでしょう。
確かにカロリーの高い食物でもあり、日本人の体の構造上には少し合わないのかもしれませんが、食べ過ぎなければさほど問題はないはずです。
ただ、添加物の多い食べ物(お菓子、ジュース類)となると、話は別です。
卵や牛乳のように栄養分がある訳でもないでしょうし、添加物は体に悪いものである事が分かっています。
これらを摂取し過ぎてアトピーが発症する事は、現代の問題とも言えます。
最近では、乾燥肌がアトピーの一番の原因とされていますが、これにも矛盾点があります。
乾燥した時期に乾燥肌になってしまい、それが悪化するとアトピーに移行すると考えられてもいますが、乾燥した時期とは昔からあるもので、
現代に限定されたものではありません。
それでも昔の人は肌も丈夫で、湿疹(アトピー)が発症する事は、現代の人のようには無かったでしょう。
第一、そもそも日本は西欧の国と比べても、湿気の多い国でもあります。
湿気が多いのも関わらず、乾燥した時期に乾燥肌になると言うのには、少し矛盾している事が分かります。
このように考えてみると、一番の原因はやはり免疫力にある事が分かってきます。
免疫力が高くなれば、ハウスダストや食物といったアレルゲンに敏感になる事なくなってきます。
つまり、アレルギー疾患を発症する事がなくなり、体内の老廃物を便や汗として排除できるようになってくる訳です。
乾燥肌についても同じ事が言える訳です。
乾燥肌及び湿疹(アトピー)とは、体内の老廃物を肌から排除していると考えられています。
本来なら、体内の老廃物は便や汗として排除するのですが、その力が足りていない為に、
肌や呼吸器官から老廃物を一生懸命に排除しようとしているのでしょう。
体を温め、血流を良くし、便や汗で老廃物を排除できるようになれば、アレルギー疾患に発症する事はなくなるでしょう。
免疫力が高まれば、アレルゲン、乾燥肌に悩む事も無くなってくるのです。
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