このページでは、正しい入浴の仕方を説明していきましょう。
お風呂のお湯の温度は37度〜39度までの温度にします。
人間の体温に近い温度であり、体に負担が少ない温度です。
40度〜42度の高温では、心肺の機能やアトピーの肌に負担がかかるので、ふさわしい温度ではないのです。
一方で、37度〜39度の温度のお湯とは、あらゆる雑菌も繁殖しやすい温度でもあります。
免疫力・抵抗力の低いアトピーの人では、皮膚の炎症部から雑菌が侵入し、感染症を起こす危険性もあります。
その為、体の免疫力・抵抗力がつくまでは、お風呂上りには炎症部の皮膚のケアを行なうことが大切になってきます。
最初に体を洗い、40度〜42度で3分〜5分程度、体を温めて上がるのが、一般的な入浴と捉えられています。
湯上りの後の1〜2分間は、確かに体も温まって汗が出るでしょう。
しかし、そのような入浴は皮膚の表面ばかりしか温められておらず、湯上り後は冷めやすいという状態でもあります。
それと、高温のお風呂では交感神経ばかりが優位の状態になってしまい、アトピーの人にとって肝心である、副交感神経を優位に働かせることができません。
高温のお風呂に長い時間入ることで、低温やけどの症状が起きるなどあり、危険です。
アトピーの人の入浴は、お風呂に入って治す、一つの治療法です。
その基本は「一度温めたら冷めにくい体にする」ことです。
ぬるま湯で体の芯まで温めるわけですから、それなりの時間をかけて入ります。
最低でも15分〜20分、あるいは30分以上しっかりお風呂につかって体を温め、汗をかくことで体の老廃物を排出させます。
新陳代謝を活性化させ、内分泌系・自律神経系・免疫の低下した機能の改善はかります。
特に長い間、薬物を使用した人、暴飲暴食ひどいの人、食生活の偏りがある人の血液は汚れて粘っこい状態にあるでしょう。
老廃物・コレステロール・薬物などが血管壁にこびりつくことで血管内は狭くなり、血流障害が起き、
酸素・栄養素を毛細血管まで送り届けることができなくなります。
また、体の隅々から老廃物を排出する力が停滞し、体の機能の低下が続きます(自律神経失調症の症状が発症する)。
そして、最後は取り返しのきかない病気(癌・糖尿病・高血圧・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞など)にまで発展し、命を落とすことになるでしょう。
毎日、適した温度・時間の入浴をしっかり行なうことで血液の循環を良くし、酸素・栄養分を体の隅まで送ることができます。
更に、汗を掻くことにより、コレステロール・脂肪を排出する作用もありますから、他の生活習慣病の不安も軽減されます。
このように、毎日の生活習慣の中に適した温度・時間の入浴を取り入れ、しっかりと睡眠をとり、食生活を良くすることで、
人はさまざまな病から回復していくことができるのでしょう。
このように、37度〜39度のお風呂に10分程度の入浴で汗だくになる状態にまで新陳代謝を高め、体を回復させていきます。
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