”昔と今の違いを探る”では、昔と今の違いを何項か挙げましたが、ここでは具体的に一つ一つ挙げていきます。
ここで挙げるのはとても大切なことですので、ぜひ実践してもらいたいと思います。
●ステロイド剤を止める
まだステロイド剤がなかった時代、アトピーを慢性皮膚炎と言われていた頃(戦前、戦後間もない頃)は、それに対する薬がありませんでした。
したがって今のように難治化することもなく、大人になるにつれて自然と治っていったのでしょう。
その証拠に当時を生きてきた人達に、アトピーが難治化した人はほとんど見られません。
これは当時、ステロイド剤がほとんど手に入れられなかった時代でもある為に幸いしていたことでもあって、ただの偶然ではないことが判ります。
この事からも判るように、ステロイド剤を止める事はアトピーを完治させる為の第一条件になります。
したがってステロイド剤を止めないということは、体に良くない食生活、生活習慣をを改めたところでアトピーの完治はできないということになる訳です。
ステロイド剤を上手に使用しながら食生活、生活習慣を改めれば、確かに症状が改善していくことがあります。
しかし、その改善はあくまでも完治に近づいているものではなく、体に良くない食生活、生活習慣を改めたことでその悪かったところの原因が改善されただけであって、
根本的に完治に近づいている訳ではありません。
食生活、生活習慣だけを改めても、ステロイド剤を止めない限りは完治することはないのです。
その時は上手にコントロールできたところでステロイド剤を使用し続ければ、いずれは副作用という症状の形が現れる時が来るでしょう。
ステロイド剤の使用を続けている人は、少しでも早くこの事実に気付いてもらいたいものであります。
●肉やお菓子は控え、魚と野菜中心の食生活にする
体に良い物を食べているか、あまり体に良くない物を食べているか。
日頃から皆さんが食にしている物は、アトピーに限らずどのような病気に対しても、今後を左右するものと言っても過言ではないでしょう。
私もそうでしたが、肉類や揚げ物、甘いお菓子やジュースばかりを飲んでいると、アトピーが悪化したものでした。
現在はだいぶ症状も改善し(2008年2月現在)、悪かった頃ほど左右されることはありませんが、揚げ物ばかりを食べたりお酒を多く飲んだりすると、
症状が少しぶり返すことがあります。
科学的な立証がされているのかどうかは判りませんが、アトピーの人は食生活で自分の症状が左右されることを体で覚えているはずです。
体に良いものを毎日食べていれば、よっぽど他の原因がない限りは、悪化することはほとんどありません。
それだけ毎日食にする物は、アトピーを完治する為には欠かせないことになります。
私的に良いと思うものは、主食はご飯、副食に魚、野菜類、海藻類です。
パン、そばやうどん、乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)も悪い訳ではありませんが、和食中心にしてこれらも摂取するといいでしょう。
良くないものとしては、ラーメン、揚げ物類、肉類、甘いお菓子類、ジュース類でしょう。
これら脂っこい物はコレステロールが溜まりやすく、良いものではありません。
特に症状がひどい時は(リバウンドなど)、これらを食べただけで痒みが強くなる時があります。
症状がひどい時は食べたい気持ちを押さえ、我慢することも大切になります。
我慢のしすぎでストレスを溜めるのはいけませんが、日頃から食べていた物を少しずつ減らしていく努力が必要になってくるでしょう。
食生活こそ昔の人が食べてきた和食を中心に、洋食の摂取はできるだけ控えることを心がけると良いでしょう。
このサイトに関する感想やご意見は私にメールでください。 なお、返答は必ず返すものではないのであらかじめご了承ください。