ステロイド剤の副作用に苦しんでいる方のアトピーサイト



●完治する為の条件〜適時・適切な学習〜


アトピーを患ってきた人の生活は、その人の習慣として長く根付いているケースが多く、変えることは決して容易ではないでしょう。
しかし、日頃の悪い生活が体の機能の異常を少しずつ引き起こした結果、アトピーという症状で現れたのです。
悪い生活習慣を変えなければ、いつまで経ってもアトピーを治すことはできません。


そこで、適時・適切な学習が完治する為の条件になるわけです。
変えなければならない生活習慣や生活環境を患者が気付き、変えるために実行していくことが重要になります。


例えば、仕事が忙しく毎日深夜の帰宅するようなアトピーの患者が、睡眠不足や過労が体に悪影響を及ぼしていたとします。
このような人は夜遅くまで仕事をすることを、生活の為に仕方がない、避けられない状況として、捉えている場合が多いでしょう。


しかし、アトピーの難治化の原因がそこにあり、仕事の内容や睡眠時間といったこれまでの生活習慣を変えない限り、アトピーが良くなるはずはありません。 とりあえず仕事ができればいいということでステロイド剤に頼り、慢性的に使用した結果、 最後は薬でも抑えきれないほどの重症化を招くことになります。


結局、仕事も続けられなくなり、入退院の繰り返しでアトピーの悪循環の生活に陥ってしまうことはいうまでもありません。


こういった場合、まず患者本人の考え方が重要になります。
アトピーよりも仕事が大事と思ったままでは、忙しい中に身を置くことになり、治らなくて当然と考えられるでしょう。 「今は仕事よりもアトピーを治すことの方が大切だ。薬物を使ってもアトピーはいつまでも治らないし、それら薬物のせいで眼障害とか、将来が心配になってきた」 このようなことに、患者本人が気付かなければいけません。


そして、この気付きの為に患者自身の学習と、場合によってはカウンセリングも必要になります。
食事の取り方、適度な運動など、患者本人・家族は学習しなければいけないことばかりです。


アトピーの治療の問題点に、このカウンセリングが足りないことがあげられます。


これまでアトピーの患者が治す為の必要な具体的な知識と情報・方法を、通い続ける医院・病院から教えてもらったことがあるでしょうか。 答えはほとんど「NO」でしょう。


現在の医療保険の制度では、カウンセリングからはほとんど保険診療の対象にはならないようで、報酬になるレセプト(売上)も計上できないのでしょう。 一人の患者に一時間も二時間も付き合ってカウンセリングをしていたのでは、医業としての経営が成り立っていきません。 その為、医者はこれらカウンセリングを熱心に行なうことができないのでしょう。 薬剤中心の三分診療のみ、医業として成り立たせる最も良い方法としてされているのです。


また、これら生活のアドバイスを含むカウンセリングでは、100人の患者がいれば、それこそ100通りのアドバイスが必要になります。 学生・子供・主婦など、その人その人の環境・食生活・入浴の方法・趣味・衣食住にかかわる生活環境、 体に現れている各種の状態まで調べ上げるとなると、ありとあらゆる点で個人差があります。 このような状況の違う100人に同じ治療法を当てはめても、100人とも同じように改善するとは限りません。


医院・病院は個人に合わせた細かい状況を問診したり、その改善を指導したりはないでしょう。
何よりする時間を持っていません。


問診の中で、生活面を少し聞くことはあっても、それはあくまでも体の症状を中心とした質問に限定されることが多いでしょう。
例え、生活面を聞いたとしても、それに対するアドバイスはささいな程度でしょう。
最終的には体に現れている症状に対する薬物の投与という、医者にとってはごく当たり前の図式にしかならなりません。


このような点から、あらゆる症状の改善に対応する為、その人その人に合わせた個人の学習(とカウンセリング)が重要になります。
そして、カウンセリングにはその他にも重要な役割があります。


アトピーの患者に限らず、その病気を克服していく上で、自分の体の症状の変化に一喜一憂することになります。 これは周囲の人々(家族など)についても同様でもあるでしょう。 その為、その時その時の症状がどんな状態なのか、その症状は回復なのか悪化なのかを的確に判断し、常に対処できる人が必要になってきます。


リバウンド(離脱)がそのいい例です。


例え、最初に十分な理解を持って薬物からの離脱に臨んでも、実際にリバウンドが現れるとなると、不安な状況は患者だけでなく、周囲の人にも起きると考えられます。 その時に不安を取り除くための適時・適切なアドバイスがあるとないとでは大違いになります。 辛いリバウンドを乗り切った、アトピーを克服した人々の経験談は大いに勇気づけられますし、これ以上ないカウンセリングになるでしょう。


このように、カウンセリングにはその時その時の患者・家族に対する、精神的なケアも含まれます。 アトピーを克服する為には、三年〜五年と続く適時・適切な学習、カウンセリングが重要といえるのです。


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