ステロイド剤の副作用に苦しんでいる方のアトピーサイト



●完治する為の条件〜毎日の入浴〜


日本人には昔から毎日お風呂に入る習慣があります。
しかし、今では若い人たちを中心に、シャワー浴だけで済ませてしまう人も多いでしょう。
仕事上の都合、一人暮らしを余儀なくされて、簡単にシャワーで済ませたいと思う人が多くなっています。


こんな時代でも、お風呂に入って体を温める時間を少しでもつくってもらいたいものです。


今の時代、時間社会に追われ続け、人は上手にストレスを発散できない交感神経が優位の状態にあります。
だからこそ体を温め、新陳代謝を促進する作用があるお風呂に入り、副交感神経を優位にすることが大切になってきます。


入浴についてですが、一般的にいわれるものではまず体を洗い、40〜42度の高温の湯船に浸かり、3〜5分の間体を温めてから出る、 というパターンが広く認識されている入浴です。


これに対し、アトピーを改善させる為の自然療法の入浴とは、 人間の体温に近い37度〜39度の温度(熱くもなければぬるくもない温度)で15分〜30分と少し長めの時間でしっかり体を温め、新陳代謝を盛んにします。 多量の汗を掻くことができるような体に変わるまで、毎日これらを繰り返し続けます。


治療法の一つでもある入浴は、あらゆる病気を癒す基本でもありますが、これを理解する人々は現代では少なくなったのでしょう。


慢性・難治性の患者が薬物を控え、毎日来る日も来る日も37〜39度のお風呂に入り(重傷の患者は一回15分〜30分を二回、三回)、 体を温めて多量の汗をかく習慣をつけます。 一日に長い時間何回か入浴する場合には、脱水症状にならないように水分の補給も大事になります。 バランスの良い食生活や十分な睡眠を取り続け、体に良い条件を与え続けます。


このように、一年〜二年と経過した時点で患者の体がどのように改善されるのか、その効果を知られることはあまりないでしょう。


血管壁にこびり付くコレステロールの固まり・薬物・老廃物・動脈硬化の原因は、血管そのものにあるのではありません。 その人の長い期間の食生活や日常の生活習慣の中にあり、動脈にそのような異常が発生したと考えられるでしょう。


血流を良くし、新陳代謝も活発にする入浴なら、血管内にこびり付いたコレステロール、老廃物などは汗や尿や便で排泄されます。 常に血流の良い状態ができていれば、多少のコレステロールの摂取が多くても、血管壁にこびり付くことはないでしょう。 このように血流を良くし、代謝を促進させ清浄な血液にすることは、ほとんどの慢性病にとっても対症療法にもなり、原因療法にもなります。


現に東洋医学では針、灸、マッサージ、電気治療、カイロプラクティックなど、その治療の目的は血液の循環の不全を改善することです。 病を癒す為に、血液の循環の不全を改善するという考え方は最も大切なことです。
毎日の入浴が、体の内分泌系・自律神経系・免疫系の歪んだ機能や低下した機能を改善させることができ、体の癒しの術であることに気付くべきでしょう。


このように病体を健康体に戻し、毎日をベストコンディションで維持していく為にも、毎日の入浴は必要なものだといえるのです。


毎日の生活の中に最低でも一回、15分〜20分間のしっかりした入浴で体を温めて汗を掻くことを、日課として取り入れていくかが大切です。 「毎日忙しいからとてもそんな時間はない」などいう人では、本当の健康を得られることはできないでしょうし、健康維持も難しいでしょう。


新陳代謝を活発にする方法に、入浴以外に簡単に実行できることに運動があげられます。
しかし、同じ新陳代謝でも運動と入浴では違う結果につながります。
運動は自律神経の中の交感神経を刺激します。 その為、汗の出る箇所も脇の下、額などの局所的な部分に限られやすくなります。 また、体に蓄積された薬物などの異物の排泄もさほど多くなく、汗の主成分は水分が中心といわれます。


これに対して入浴の場合、自律神経の副交感神経を刺激することになります。
汗の出方も全身的であり、水分だけでなく老廃物の排泄も活発になります。


成人のアトピーの患者は、交感神経の働きが優位になりすぎて、自律神経を乱していると考えられます。
もともと交感神経の働きが高いというわけもなく、ストレス・偏食・睡眠不足などの原因で副交感神経の働きが低下している為、 結果的に交感神経の働きが優位になっているだけです。


そこで、基本的に副交感神経を優位に働かせることが必要になってきます。
また、内分泌の機能(副腎)は副交感神経の刺激により、活性化することができるでしょう。 ステロイド皮膚症を併発している場合、内分泌の機能も活性化させる必要があり、その為に副交感神経を優位にさせることが大切になってきます。


副交感神経を優位に働かせる入浴としては、ぬるめの37度〜39度の温度が理想です。 高温のお風呂や水風呂などは、逆に交感神経を優位にさせることになります。
したがって、アトピーの人の入浴は37度〜39度くらいの温度が理想といえます。

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