アトピーの痒み・炎症の発症の原因に、副腎のステロイドホルモンの産生と分泌の機能の低下があげられます。
その人に必要なホルモンを毎日まかないきれない分、足りない分が痒み・炎症という形で現れていると考えられます。
常に外からステロイドホルモン(ステロイド剤)を入れないと痒み・炎症は続き、次第に症状も強くなっていきます。
その為、ステロイド剤を常用することになります。
しかし、常用が続けば続くほど副腎は外からのステロイドホルモンを頼ってしまい、機能を低下させて難治化を招きます。
副腎とは、二つの腎臓の上に一つずつ乗っている5g程度の臓器です。
細胞の代謝を促進したり、血管内の炎症を止めたり、糖類や塩類の代謝にも関係しているといわれます。
一日に三種類の副腎皮質ホルモンを産生と分泌をしているといいます。
ステロイド剤を長期間常用していた患者が、薬物を加減したり中止することで、リバウンド(離脱)が現れます。
本来ならアトピーが悪化した姿にも係わらず、その悪化した姿がステロイド剤で抑え込まれている為、一見普通の人のように見えます。
しかし、いずれ薬が効かなくなった時、その薬で抑え込まれていたものが体中から一斉に吹き出すように、強い痒み・炎症という形(リバウンド)で現れます。
間違ってもその症状は決して悪化ではなく、ステロイド剤を止めたことで回復に繋がるものです。
なぜ、そのような悪化のような症状に陥ることになるのでしょうか。
ステロイド剤(副腎皮質ホルモン)を外から与えることにより、体内にある副腎は外から入ってくるホルモン(ステロイド剤)に頼ってしまうことになります。
その産生・分泌の機能を低下させ、次第に自分の体で副腎皮質ホルモンを作ることをしなくなってしまいます。
このように、副腎の機能が低下した状態で突然外からステロイド剤の投与を止めてしまうと、
今まで頼っていた外からの供給が無くなる為、血中の副腎皮質ホルモンの総量が減ってしまうのでしょう。
ここで、副腎が体に必要な副腎皮質ホルモンを十分に産生・分泌できれば、問題はないのでしょう。
しかし、長い年月をかけて低下してしまった副腎の機能が、そう簡単に回復することはありません。
その為、体は一時的に副腎皮質ホルモンの欠乏の状態になります。
副腎皮質ホルモンの産生・分泌が全くできないと、人間は二週間と生きることができないといわれます。
副腎は人間にとってそれくらい大切な臓器です。
その臓器の機能が低下し、萎縮や不全に近い状態に陥るわけですから、体に何かしらの異常が発生しても不思議ではありません。
その為、今まで常用していたステロイド剤(副腎皮質ホルモン)をいきなり中止するということを、医者は極端に怖がるのかもしれません。
通常のアトピーの治療に用いるステロイド軟膏くらいではあまりないことのようですが、リウマチや膠原病に用いるとされる飲み薬プレドニン(劇薬)の場合
、常用していた患者は突然の中止によるアナフィラキシーショックを起こし、命を落とすこともあるようです。
そして、このステロイド剤の注射や飲み薬は、アトピーの重症の患者にも頻繁に用いられているのでしょうか。
このようにアトピーもリウマチ、膠原病と同じ治療法であるといえます。
ステロイド剤の強さに差はあるものの、毎日のように常用して免疫を抑制させる、
症状を上手にコントロールさせることしか考えないのが現代の医学の治療法なのでしょう。
何らかの事情により、副腎が破壊されることによって、副腎皮質ホルモンが産生・分泌できなくなるアジソン病という病気があります。
この病気は副腎の機能が完全に不全の状態である為、副腎皮質ホルモンが全く産生さることはありません。
ステロイド剤を定期的に外から投与し続けなければ、生命に関わってしまうとされます。
しかし、アトピーとアジソン病は本質的に異なってます。
アトピーの場合は副腎の機能が破壊されたのではなく、一時的に機能の低下に陥っているだけです。、
薬物の投与を行なわなくても、その機能を回復させることは十分可能です。
●友達について
●家族について
●子供について
●無数に溢れるアレルゲン〜どう対処し、どう付き合うか〜
●アトピーで苦しむ人へ
●アトピーの悪化=悪化ではない?
●学校について
●年金が払えない
●恥ずかしがらない事
●国の責任
●患者の責任
●アトピーを完治させる為の条件
●入浴について
●質問メールはこちらへ
このサイトに関する感想やご意見は私にメールでください。 なお、返答は必ず返すものではないのであらかじめご了承ください。