皮膚科学会で定められた現代のアトピーの治療方針は、完治させる事を目的としたものではありません。
症状をステロイド剤で抑えてコントロールし、患者の日常生活に支障のない状態を優先させる為の対症療法です。
これに対し、自然療法は完治させる事を目的とした治療です。
対症療法のように症状を抑えてコントロールするのではなく、病気を完治させる事を優先します。
したがって、基本的に薬物に頼る事はなく、病気の原因、発症の原因を探りながら治していきます。
主にアトピーの治療法はこの二つに分けられますが、治療の目的も方法も全く異なります。
それぞれの治療法に理由や価値がありますが、二つの異なる治療法のメリットとリスクを簡単に挙げてみましょう。
対症療法のメリットとデメリット
@軽症の人にとっては、痒み、炎症を抑える事ができる。
A痒みという苦痛から、一時的に開放される。
B生活に支障をきたさない程度に、日常生活を優先できる。
C完治をさせる事は難しい(あるいは不可能)。
D副作用の問題は常に付きまとう。
自然療法のメリットとデメリット
@時間はかかるものの、完治すれば痒み、炎症で悩む事は無い。
Aアトピーの完治を優先する為に、一時的に生活の支障はある。
B薬の使用は無いので、副作用の心配はない。
C完治すれば薬を携帯、使用する事も無く生活できる。
以上のようにそれぞれ手法も目的も異なりますが、患者がそれをしっかり認識できれば、自分に合う治療を納得して選択できるでしょう。
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